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自宅でできるMG患者さんのためのエクササイズ

2021年10月 | ビデオ9分

主治医と運動のことを話したことはあるけど、何から始めればいいの? そんな時はMG Unitedのドキュメンタリー・シリーズ『A Mystery to Me』でも紹介されたパーソナル・トレーナー、ヴァネッタさんによるエクササイズ・シリーズをチェックしてみましょう。

運動を始める前に、まず医師に相談することが大切です。身体の状態や重症筋無力症(MG)がどの段階にあるかを踏まえ、やってみたい運動が自分にとって安全で適したものであるか、必ず主治医に確認しましょう。

MGの症状の程度によっては、運動することがあまりに高い目標のように思えるかもしれません。筋力低下や疲労感といった症状がある方にとって、活動的なライフ・スタイルを維持することは簡単なことではないでしょう1

しかし、運動することは心身ともに健康でいるためには重要です。もし医師が運動を勧めてくれるなら、生活の中に運動を取り入れてもよいでしょう1,2。主治医と話をして運動をすることを決めたなら、どのような運動を行うかについて主治医の了解を得たうえで、小さなことから徐々に始めていくのが一番です。大切なのは、医師の指示に従って行うことです。

フロリダ州南部の脳神経内科医、ニラジャ・スレシュ(医学博士)氏は次のように話します。「まずはストレッチから始め、徐々に負荷のある運動に移行し、そしてその後有酸素運動に移りましょう」

パーソナル・トレーナーのヴェネッタさんにとって、MGを発症する前は、運動することが公私ともに人生の大部分を占めていました。ですが、MGと診断されたことで、彼女の活動的なライフ・スタイルは一時的に断たれました。しかし、時間が経つとともにヴァネッタさんは生活に運動を取り入れる方法を徐々に学んでいきました。筋力が弱くなっているときは少し加減し、休養が必要なときは身体を休ませます。ヴァネッタさんは現在もパーソナル・トレーナーとして仕事をし、MGを抱える人々を專門にサポートしています。

このビデオでは、ヴァネッタさんがMGの状態に合わせた5つのエクササイズを公開しています。

スレシュ医師は次のように話します。「どのレベルのエクササイズが良いかは、MGの重症度合いによって個々人で違うので、適切なレベルを見つけるには、個人に合わせて少し調整することが必要になってくるかもしれません」

  1. Gilhus, et al. Nat Rev Dis Prim. 2019;5(1):1-19
  2. Mikkelsen, et al. Maturitas. 2017;106:48-56.

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