介護に追われていると感じたら、セルフケアを忘れないようにしましょう。いくつか方法をご紹介します。
重症筋無力症(MG)は患者さんの生活を変えるだけでなく、介護する方々の生活にも影響を与えます。大切な人がMGであるという事実に向き合うだけでなく、介護する者としてこれまで想定もしていなかった新たな責任を引き受けることになります。新たな仕事が増えたり主治医の予約を確認したりと、いろいろと頼りにされるだけでも重荷に感じることがあるかもしれません。
だからこそ、燃え尽きないよう意識しておくことが大切です。自分でセルフケアを実践することは、心身ともに健康的に過ごし、大切な人をきめ細かく介護することにもつながります。最後にご紹介するチェックリストと合わせて参考にしてください。
ここでは、MG患者さんを介護している3人の方(ダイアンさん、メアリーさん、クリスチャンさん)のお話から、介護の過程において困難を感じながらも介護と自分の心身の健康を上手に両立するヒントとなる10の項目をご紹介します。もしあなたが、介護と心身の健康の両立が困難だと感じているとしたら、ぜひ読んでみてください。