おいしく栄養価の高い食生活を楽しみましょう。
スムージーは夏の暑さをしのぐには最適なだけでなく、いつでも、手早く簡単に栄養補給ができます。MG患者さんは暑さで脱力感が増すことがあるため1-3、夏を涼しく過ごすことは特に重要です。おいしく冷たい、そして飲み込みやすい飲み物が、涼しく過ごすうえで一役買ってくれるでしょう。また、夏に限りませんが、少しくらい食事作りを休んだとしても大丈夫でしょう。
栄養学者のメーガン・スタンリー氏(理学修士、管理栄養士)に、MG患者さん向けのスムージーレシピを開発していただきました。ご紹介するスムージーは、簡単に作れるだけでなく、飲みやすさも考慮されていて、疲れた身体に素早く栄養を補給することができます。どのレシピも準備はほとんど必要ありません。食洗機対応のブレンダーかスムージーメーカーで作ることができ、しっかりかくはんすれば飲みやすく仕上がります。食材によっては、あらかじめカットして冷凍しておけば長期保存が可能です。
材料
- 冷凍ストロベリー 120g
- アーモンドバター 大さじ2
- バナナ 中1本
- 牛乳 120 mL
- 氷 1カップ(冷凍バナナを使う場合は少なめに)
アーモンドバター&ゼリー
作り方
材料をすべてブレンダーに入れ、なめらかになるまでかくはんします。スムージーが濃すぎてかくはんできない場合は、適度になめらかになるまで水分を加えてください。
出来上がり量:大きめのコップ1杯、または小さめのコップ2杯
アーモンドバター&ゼリーには、抗酸化力の高いベリー類とヘルシーな脂質が豊富に含まれています4,5。
プロからのヒント:バナナを冷凍保存しておけば、いつでもなめらかなスムージーに仕上がります。
材料
- ほうれん草 120g(生または冷凍)
- アボカド 中1/2個(生、または熟したアボカド半分を冷凍したものでも可)
- バナナ 中1本
- 牛乳 120 mL
- ハチミツ 小さじ1〜2(必要に応じて)
- 氷 必要に応じて
グリーン・スムージー
作り方
材料をすべてブレンダーに入れ、なめらかになるまでかくはんします。スムージーが濃すぎてかくはんできない場合は、適度になめらかになるまで水分を加えてください。
出来上がり量:大きめのコップ1杯、または小さめのコップ2杯
グリーン・スムージーには、抗炎を抑えるのに役立つといわれている食材が凝縮されています6。
プロからのヒント:バナナを冷凍保存しておけば、いつでもなめらかなスムージーに仕上がります。
材料
- 冷凍マンゴー 120g
- 冷凍パイナップル 120g
- バナナ 中1本
- ターメリック 小さじ1/4
- 牛乳 120 mL
トロピカル・ターメリック・スムージー
作り方
材料をすべてブレンダーに入れ、なめらかになるまでかくはんします。スムージーが濃すぎてかくはんできない場合は、適度になめらかになるまで水分を加えてください。
出来上がり量:大きめのコップ1杯、または小さめのコップ2杯
ターメリックには、抗炎症作用があるといわれています7。トロピカルな食材を入れることで、おいしいご褒美になります。
プロからのヒント:バナナを冷凍保存しておけば、いつでもなめらかなスムージーに仕上がります。
材料
- ココアパウダー(無糖) 大さじ1
- アボカド 1/2個(生、または熟したアボカド半分を冷凍したものでも可)
- 牛乳 240 mL
- ハチミツ 小さじ1
- 氷 1カップ
チョコレート・アボカド・キャンディー・スムージー
作り方
材料をすべてブレンダーに入れ、なめらかになるまでかくはんします。スムージーが濃すぎてかくはんできない場合は、適度になめらかになるまで水分を加えてください。
出来上がり量:大きめのコップ1杯、または小さめのコップ2杯
抗酸化作用があるといわれているココアを使用した、チョコレートキャンディーのような味わいです8。
贅沢なご褒美のように楽しめます。
材料
- タルトチェリージュース 240 mL
- 冷凍ミックスベリー 1カップ
- 好みのヨーグルト 170 g
- 氷 必要に応じて
甘酸っぱいチェリーのスムージー
作り方
材料をすべてブレンダーに入れ、なめらかになるまでかくはんします。スムージーが濃すぎてかくはんできない場合は、適度になめらかになるまで水分を加えてください。
出来上がり量:大きめのコップ1杯、または小さめのコップ2杯
タルトチェリーは抗酸化作用、抗炎症作用があるといわれています9。その味は酸っぱいですが、甘みのあるベリー類と合わせれば爽やかな甘さを楽しめます。